新型コロナウイルスによる職場内のクラスターと家庭内の感染から逃げ切った方法〜職場編〜
新型コロナウイルスがオミクロン株に置き換わり、第6波は連日多くの感染者が発生しています。筆者は職場の部署内でクラスターが発生し、同僚の多くが新型コロナウイルスに感染しました。その際に、濃厚接触者と判定され5日間の自宅待機中に2回のPCR検査を受けてともに陰性でした。また、家族内の一人に発熱があり、PCR検査の結果、同居家族の一人が新型コロナウイルスに感染しました。このような状況下で、筆者がどのようにして感染を運良く回避できたのか日常を振り返ってみたいと思います。前編は職場編、後編は家庭編になります。
筆者は電車で職場へ通勤しています。その時に意識していた点を以下に述べます。
・不織布のマスクを着用した。
・鼻マスクをしている人の隣には座らないようにした。
・マスク自体を着用していない人がいる場合は、乗車する車両を変えることを検討した。
・車両は窓を開けていることが多いので、車両内は進行方向前側の方を選び、風上とした。特に、鼻マスクの人がいる時はこれを強く意識した。
・マスクを付けていても咳をしている人がいた場合は、距離を取る。そして、可能であれば風上に位置を取る。
・通勤中に手指衛生していない状態で、自分の顔(特に目、口、鼻)には触れないようにする。
通勤中に主に注意していた点は、以上になります。
次に、職場内で意識していた点を以下に述べます。
・不織布のマスクとアイガードを着用した。
・人と話す時はお互いにマスクを付けて1m以上の距離を取り、正面に立つことは避けた。
・昼食時は人が少ない時間に短時間で済ませた。
・同僚で咳をしている人と距離を取った。また、可能な限り咳をしている同僚と昼食時の同席を避けた。
・食事前に使用する机を消毒した。
・食事前に何か物に触れたら必ず消毒するか手を洗い手指衛生を徹底した。
・職場で会話する際に相手がマスクを適切に着用していない場合は着用を依頼し、適切な装着をするまで近寄らないし、最低限の会話に留めた。
職場内で主に注意していた点は、以上になります。
主な対応はこのような形でした。これで職場での感染はしていませんでした。健康観察期間中も元気に過ごし、社会復帰しました。あくまで個人の一経験を共有させて頂きました。少しでも参考になれば幸いです。