M1 MacにRコマンダーをインストールしてみた
私のMacの環境は、OS Monterey バージョン12.4です。
- R4.2.1のインストール
- XQuartz 2.8.2のインストールhttps://www.xquartz.org/
- 上記のインストールが完了後に、Rのアプリアイコンをクリックすると、Rコンソールが開きます。
-
install.packages("RcmdrPlugin.EZR", dependencies=TRUE)
- 上記のように入力したら、Enterを押すとCRAN mirrorの選択画面が出ます。Japan(Tokyo)を選択して、「OK」をクリックします.
- 途中で「パッケージのソースからインストールを行いますか?(コンパイルが必要です)(Yes/no/cancel)」が出てきたらEnterを押します。
- Xcodeをインストールする警告が出るのでインストールをする。
- インスール完了後に、コンソールにLibrary(Rcmdr)を入力する。
- ダウンロードが完了したら、一度Rを終了します。
- XQuartzを起動する。
- Rを起動し、コンソールにLibrary(Rcmdr)を入力する。
- Rcommanderを開いたら,まず,ツールから「appのためのMac OS Xのapp.napの管理」を開き,オフにします(動作が速くなるようです).
<補足>
ターミナルに以下を貼り付けするとRを起動時に自動的にEZRが起動されるようです。
## Starts here
echo "options(Rcmdr=list(plugins='RcmdrPlugin.EZR'))" >> ~/.Rprofile
echo "library(Rcmdr)" >> ~/.Rprofile
echo "local({" >> ~/.Rprofile
echo "old <- getOption('defaultPackages')" >> ~/.Rprofile
echo "options(defaultPackages = c(old, 'Rcmdr'))" >> ~/.Rprofile
echo "})" >> ~/.Rprofile
## Ends here
ミュージックで自分の他端末のプレイリストを共有する方法
iPhone、iPadとMac等の複数端末でミュージックアプリを使用してApple Musicを聴くことがあると思いますが、自分で作成したプレイリストを他の端末で共有できることをご存知ですか?ここではiPhoneやiPadで作成した自分のプレイリストをMacで共有する方法について解説します。
一時的な共有であれば、iPhoneの自分のプレイリストの右上の・・・をクリックし、プレイリストを共有を押してMacを選べば良いです。
次にプレイリストを同期し、常時表示しておきたい場合です。この場合は、Macのミュージック、環境設定、一般のところでライブラリを同期にチェックを入れると自分で作成したプレイリストが同期されます。
DellS2722QCはMacbook proで出力できますか?
DellはMacとの互換性を確認していないため動作を保証していないのはよく知られています。しかし、MacユーザーにおいてもDellのモニターに画面を出力したい方もいるかと思います。そこで今回はDellのモニターにMacで出力できるのかをお伝えしたいと思います。
この記事の対象はMacBook pro(16inch,2019)を使用していて、DellのS2722QCの27インチで4Kのモニターの購入を検討している方です。
事前にDellのサービスセンターに問い合わせましたが、案の定メーカーは検証していないのでわかりませんし、保証もできませんとの回答でした。
Amazonのレビューによれば、Type-CではMacbook proから出力できず、HDMIなら可能であったので、最初から安価なHDMI版の方を購入すれば良かったというコメントがありました。しかし、Macbook proの年式もわからないため情報が不足していました。
実際に購入した結果、Macbook pro(16inch,2019)では、USB-Cで出力できました。
<メリット>
・綺麗で大きな画面で作業ができる
・USB-Cなので出力とPCへの給電が一本でできる
<デメリット>
・モニターのDellのソフトを使いたい場合は、ソフトはWindowsだけのため、Macでは無理である
・付属しているUSB-Cケーブルが1mと短い
如何でしたか?購入の参考になれば幸いです。ちなみに私はAmazonでUSB-Cのケーブルは別途に購入しました。
医療文献の検索はどうやってやるの?
臨床や研究を行う中で文献検索は非常に重要な作業の一つです。ここでは実際に私がどのように文献検索を実施しているのか一例をお示ししたいと思います。代表的な文献検索のPubMedでのやり方をご紹介します。
こちらが最初の画面になりますが、最初にするべきことはLog inのIDを作成することです。ログインすることで検索画面で自分が一度開いた文献の文字の色が変わりますので同じ文献のabstractを開かなくて済むので時短になります。
まず検索ワードを入力します。例えば、最近は心不全のフレイルが話題になっていますのでこれらのキーワードを先ほどのトップ画面から入力して検索します。
なんと1373件も検索に引っかかりました。とても読む気力が湧きません。。。
そこでトップ画面の検索ワードを入力する箇所の下に「Advance」と書かれた場所をクリックします。
そして、タブから「Title/Abstract」を選び、先ほどと同じキーワードで検索を行います。
最初の時の半分に減りましたが、それでもまだ多いです。そこで更にフィルターを掛けます。
画面の左側に検索条件が指定できる箇所があります。ここで、Full text見られて、原著論文になりますのでClinical trial、Randomized controlled trial、そして過去10年に絞ります。
ここまで条件を絞り込むと1373件から22件まで減ります。最初に読むべき論文はこの22件になります。もちろんここからタイトルを見て更に絞り込み、タイトルがふさわしい場合はアブストラクトを読み、その後に本文を読みます。
如何でしたか?このような方法で検索すると最初に優先して読むべき論文がわかります。もちろんこれだけでは不十分なことがありますので、その場合はフィルターを少しずつ外していきます。皆さんの臨床や研究での効率良い文献検索の一助になれば幸いです。
ケトジェニックダイエットを初めて挑戦してみた!1週間後の変化 〜体重は-2.1kg、体脂肪率-1.2%、腹囲-1.9cm〜
ケトジェニックダイエットとは糖質をエネルギーとしている状態から糖質を枯渇させて、ケトン体を出すことで脂質をエネルギーとして利用し、体脂肪を減らす方法のようです。筆者は、初めてケトジェニックダイエットに挑戦してみたので実際の初日の食事内容、自覚症状、1週間での変化について共有したいと思います。
まず、筆者はケトジェニック開始の前日まで除脂肪ダイエットを実施しており、1日の摂取カロリーは2200〜2300kcalでPFCバランスは30%:10%:60%でした。その状態からケトジェニックダイエットに切り替えました。開始時の体重は67.6kg、体脂肪率12.7%、腹囲73.7cmでした。
1週間の主な食事メニューを下記に示します。
<朝食>
・卵4つのオムレツ(0.72g)
・とろけるチース1枚(0.1g)
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
<間食>
<昼食>
・牛肩ロース170g(0.17g):味付けは塩、胡椒のみ
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
・素煎アーモンド20g(1.24g)
・とろけるチース1枚(0.1g)
<間食>
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
・素煎アーモンド20g(1.24g)
<夕食>
・牛肩ロース180g(0.18g):味付けは塩、胡椒のみ
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
・素煎アーモンド10g(0.62g)
・わかめスープ(0.9g)
糖質の量を確認したりするのが煩わしく感じたので、毎日同じメニューにしました。気づいた点をいくつか述べます。
・1〜2日目はケトフルと言われる症状だと思いますが、めまい、吐き気、頭痛等の症状が強く出ました。しかし、これは低血糖よりは炭水化物を取らなくなったことにより体水分量が減少し、脱水症状状が出ていることが影響しているという印象を持ちました。例えば、症状が強い時にミネラルを多く含むContrexを飲むと少し時間をおくと症状が改善したからです。マメな水分補給は重要です。
・3日目から症状がなくなってきました。
・ミネラルが不足するので塩分の摂取は重要です。私はワカメスープから取りました。
・牛肩ロースは厚みと臭みがあり、塩・胡椒や時折ガーリックで味付けしましたが、かなりの苦行でした。
・MCTオイルは小さじ1杯を3時間おきに飲みましたが、下痢にはなりませんでした。
1週間後ですが、体重は-2.1kg(65.5kg)、体脂肪率-1.2%(11.5%)、腹囲-1.9cm(71.8cm)になりました。この時点でケトン体が出ているのか評価をするためにケトンスティックを購入しました。その結果、smallからmoderateでした。
1週間の時点で思ったことは、
・糖質をかなり削れば早い段階でケトーシスに入れる?おそらく3日目からケトーシスになっていたのかも。
・食事メニューを統一すると簡単だけど苦行
・カロリーをあまり気にしていなかったけど、除脂肪ダイエットと同じカロリーに設定した方がよさそう
・牛肩ロースは味と噛みきれないので苦痛。豚肩ロースに変えよう。
・水分補給はしっかりと
上記のように考えました。
この頃になると糖質に関する欲望はなくなっています。目の前で他の人が食べていても気にならず他人事です。
私からの助言は
・糖質を極限までカットするとケトフルが長引かないのだと思います。短期決戦で!
・水分は多めに取らないと脱水気味です
・ミネラルは意識的に取ることが大事
如何でしたか?ケトジェニックダイエットの1週間の食事内容と結果、気づいた点や助言を述べさせて頂きました。少しでも参考になれば幸いです。また経過を次回に報告させて頂きます。
※私が使用したものとは違いますが、参考までに載せておきます。
ケトジェニックダイエットを初めて挑戦してみた!〜1日で体重-1.4kg、体脂肪率-1%〜
ケトジェニックダイエットとは糖質をエネルギーとしている状態から糖質を枯渇させて、ケトン体を出すことで脂質をエネルギーとして利用し、体脂肪を減らす方法のようです。筆者は、初めてケトジェニックダイエットに挑戦してみたので実際の初日の食事内容、自覚症状、1日での変化について共有したいと思います。
まず、筆者は前日まで除脂肪ダイエットを実施しており、1日の摂取カロリーは2200〜2300kcalでPFCバランスは30%:10%:60%でした。その状態からケトジェニックダイエットに切り替えました。開始時の体重は67.6kg、体脂肪率12.7%、腹囲73.7cmでした。
それでは実際に初日の食事メニューをお示しします。メニューの横の()はおおよその糖質量を記載しています。
<朝食>
・卵4つのオムレツ(0.72g):味付けは塩、胡椒のみ
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
<間食>
<昼食>
・豚肩ロース170g(0.17g):味付けは塩、胡椒のみ
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
・素煎アーモンド20g(1.24g)
・とろけるチース1枚(0.1g)
<間食>
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
・素煎アーモンド20g(1.24g)
<夕食>
・牛肩ロース180g(0.18g):味付けは塩、胡椒のみ
・MCTオイル小さじ1杯(0.18g)
・素煎アーモンド10g(0.62g)
・わかめスープ(0.9g)
以上です。初日の合計の糖質摂取量は5.89gでした。摂取カロリーは2394kcal、PFCバランスは、25%:68%:7%でした。これ以外にブラックコーヒー2杯、Contrex1L程度飲んでいます。
自覚症状は、頭痛、吐き気、強烈な眠気がありました。しかし、空腹感は感じることはありませんでした。また、トイレが近くなりました。吐き気はContrexを飲んでミネラルを摂ることで少し緩和された印象です。
最後に1日の変化についてです。翌朝の起床時体重-1.4kg、体脂肪率-1%の変化がありました。これは炭水化物を取らなくなったことにより、体内に蓄積していた水分が抜けたことで急激な体重の減少があったからと考えられます。
いかがでしたか?ケトジェニックダイエットを初めて行った時の状況を報告させて貰いました。最終的な結果についてはまた次の機会に別の記事で報告しますので、興味のある方は是非そちらもご覧ください。
追伸:筆者が利用した食品を一部ですが下に紹介致します。わかめスープと素煎アーモンドはtopvalueです。
新型コロナウイルスによる職場内のクラスターと家庭内の感染から逃げ切った方法〜家庭編〜
新型コロナウイルスがオミクロン株に置き換わり、第6波は連日多くの感染者が発生しています。筆者は職場の部署内でクラスターが発生し、同僚の多くが新型コロナウイルスに感染しました。その際に、濃厚接触者と判定され5日間の自宅待機中に2回のPCR検査を受けてともに陰性でした。また、家族内の一人に発熱があり、PCR検査の結果、同居家族の一人が新型コロナウイルスに感染しました。このような状況下で、筆者がどのようにして感染を運良く回避できたのか日常を振り返ってみたいと思います。前編は職場編、後編は家庭編になります。
家庭内で注意していた点を述べます。
まず、感染発覚前の対応です。感染者である同居家族が鼻水だけですが風邪のような症状がありました。その時点での対応は以下になります。
・鼻水が出ていた同居家族は、家庭内でマスクを着用した。他の家族はマスクしていなかった。
・食事は家族で向き合って前日まで取っていたが、鼻水の出ている家族は黙食とし、会話を始めた時はマスク無しでの会話はやめるように伝えた。
・鼻をかんだり、鼻水に触れた場合は手を石鹸で洗うように促した。
・時折、家の窓を開けて換気をした。
・鼻水が出ていた家族と必要以上に近い距離で一緒に過ごすのを控えた。
次に、感染発覚後の対応です。
・最初に、家の中で窓と玄関の扉を全開にして完全に換気を行った。幸い風が吹いており、一方向に空気が押し出された。→家の中に感染者から吐き出されたエアロゾルが残らないように意識した。
・部屋を一つ感染者用にした。部屋は締め切りとし、感染者はトイレ、歯磨き、シャワー以外に部屋から出ないようした。
・感染者が部屋から出る場合は窓と玄関の扉を全開にし、換気を徹底した。また、感染者が触れた箇所はアルコール消毒を行った。
・家族は家の中でも、基本的には不織布のマスクを着用した。
・家族で手拭きタオルの共有は避け、全て使い捨てのペーパータオルとした。
・日中は、1時間に1回は感染者がいる部屋以外の居室の換気をおこなった。
・感染者が解熱後に元気になっても大きな声で隔離部屋から会話しないように、用事があればSNSでやり取りをした。
・感染者の対応は家族一人に限定した。
次に、具体的な話です。
・食事を感染者に配膳する時は、お互いにマスク着用とし、扉を開ける側の部屋の換気を行いながら配膳・下膳をした。箸、スプーン、フォークは使い捨てとし、使用後は感染者が自分で袋に入れて縛っておいた。皿類は通常通りに洗剤で洗い、食器乾燥機で対応した。
・感染者の鼻水等の体液がついたものをその都度、感染者が自分で袋に入れて密封させた。
・シャワーは隔日とし、非シャワー日は感染者が自分で体拭きをおこない、下着は着替えたあとに袋で密封した。
・シャワー日は感染者は家族で一番最後とし、浴室へ向かう際や戻るとき、利用後の換気を徹底した。
主な対応はこのような形です。これで家族内での感染者は幸いいませんでした。健康観察期間中も感染者以外は元気に過ごし、社会復帰しました。あくまで個人の一経験を共有させて頂きました。少しでも参考になれば幸いです。