Mendeley desktopからEndnote20に移行してみた〜Macユーザー〜
研究者にとって文献の管理は非常に重要な問題です。Mendeley desktopは無償で利用できて満足していましたが、Endnote 20を手に入れることができたので、今回はMendeley desktopからendnote20に移行してみたので、その手順を共有します。
<Endnote 20の使用準備>
Endnote20のインストールプログラムを起動し、アイコンをダブルクリックします。
Installボタンをクリックします。
Welcome to Endnote20をNextをクリックします。
Select Installation Typeでプロダクトキーを入力し、Nextをクリックします。
Read meとEnd user licence agreementはNextをクリックします。
Select Componentsは初期のままでNextをクリックします。
インストールが完了したら、Doneを押して終了します。この時、Resitar Endnote 20 onlineにチェックが入っていたら外します。
<Mendeley desktopのデータ移行の準備>
Mendeley Desktopを起動し、メニューバー→Edit→Select Allで全ての文献を選択します。
メニューバー→File→Exportを選択し、ファイルの種類をRISにして保存します。私はすぐに移行するのでデスクトップ上に保存しました。
<Endnote 20でMendeleyの書誌情報を読み込む>
Endnote 20を起動し、メニューバー→File→Newをクリックし、新規ライブラリを作成するが、保存先はローカルにする。
https://www.usaco.co.jp/Portals/0/images/endnote/20/EndNote_20_Quick_Reference_Guide.pdf
次に、メニューバー→File→Importで先ほど作成したMendeleyのRISファイルをImportします。最初は何の反応もなく不安になりましたが、数分後にImportが始まりました。
私は文献が1700本近くあったのでImport押してから20分ぐらいで完了しました。
書誌情報ってどのぐらいかなと思っていましたが、PDF情報もしっかりと移行されています。自分が作成したライブラリの保存先にもPDFが作成されています。
如何でしたか?想像していたよりも非常に簡単にMendeley desktopからEndnote 20に乗り換えができました。方法はUSACOのホームページ等に情報が載っていますが、記事がバラバラなので、この記事では一通りの流れを網羅できるようにしました。少しでも移行の際に参考になれば幸いです。