確定拠出型年金iDeCoの手続きは大変ですか?

老後の資産について考える人が増えてきており、自分も老後に向けてお金の準備したいと思っている方も多いと思います。その中で、節税にもなるし60歳まで降ろせないけど、自分年金として積立てたいから確定拠出型年金に興味があるという人もいるかと思います。しかし、でも手続きが大変なんじゃない?と二の足を踏む人もいると思います。そこで、ここでは確定拠出型年金の申し込み方法について説明します。

 

目次

どうやって書類を請求するの?

自分の置かれている立場により請求する資料が異なる

どんな書類を準備するの?

どのぐらいの時間で書類を準備できるの?

 

どうやって書類を請求するの?

例えば、SBI証券の場合ですが、口座開設の際に資料請求をチェックしていればそれで書類が送られてきますSBI証券に口座を持っているが資料請求をしていない場合は、取引と口座開設のところからiDeCoを選び請求の手続きをします。

 

自分の置かれている立場により請求する資料が異なる

資料請求の時に必要な情報ですが、第1号被保険者(自営業等)か第2号被保険者(会社員・公務員等)かで分けれられます。特に、第2号被保険者は企業年金がない企業の役職員、企業型確定拠出年金ある企業の役職員、他の企業年金がある企業の役職員、公務員に分かれます。この分類で自分がどれに当たるかを確認し、資料を請求します。なお、会社員の場合はわかりにくいので会社であらかじめ確認をしてから資料を請求するのが確実です。

 

どんな書類を準備するの?

次に実際にどのような書類と内容の記載が必要なのかを会社員の場合で説明します。

・個人型年金加入申出書

基礎年金番号、掛金の納付方法、掛金引落口座情報、毎月の掛金、現在のお勤め先の情報(登録事業所番号、企業年金制度等の加入状況、登録事業所名称)を記入します。お勤め先の情報は「第2号加入者に係る事業主の証明書」で会社が記入した情報を参照し、記入します。

・預金口座振替依頼書 兼 自動払込利用申込書

掛金の引落口座情報を記載しますが、ゆうちょ銀行以外は銀行が限られているので少し厄介に感じる人もいるかもしれません。

・加入者掛金配分設定届

自分で商品名の選択と配分を決めます。基本的には金融庁が厳選した長期投資に向いている商品しか選択肢がないので、安心して選べると思います。しかし、元本保証ではないのでよく考えて選びましょう。資料を返送しても引落がかかるまでかなり時間がかかりますから途中で自分でウェブで銘柄の変更は可能ですので、ある程度ざっくりと決めても良いかもしれません。

・第2号加入者に係る事業主の証明書

こちらは会社が記入しますので、自分で記入するのは毎月の掛金、希望する掛金の納付方法、基礎年金番号だけです。

・本人確認書類貼付け台紙

運転免許証や各種健康保険証の裏表をコピーして貼り付けるだけです。

 

どのぐらいの時間で書類を準備できるの?

資料請求前は手間がかかりそうで嫌な気もしますが、実際には会社に記入を依頼する書類以外に記入箇所はあまり多くないです。年金手帳、引落口座の通帳、運転免許証や各種健康保険証の裏表をコピーが用意してあれば、書類の記入は10分もかからないと思います。時間がかかる可能性のある箇所は加入者掛金配分設定届で銘柄を選ぶ箇所だと思います。

 

すべての書類が揃ったら、同封されていた封筒に入れて返送します。そのまま送っても良いですが、心配な人はご自身で追加料金を負担して簡易書留にしても良いと思います。速達の必要はないと思います。

 

書類を返送後に2週間前後で受領の連絡が来ます。

 

その後、国民年金基金連合会で加入資格等の確認が行われわす。この時、振替口座を住信SBIネット銀行に指定している方はメールで口座振替契約の登録手続きの依頼が届きます。5分もかからずに手続きが完了するぐらい簡単です。

 

以上、いかがでしたか?確定拠出型年金に興味はあるけど書類の準備が大変なんじゃない?と思っていた方、想像以上に簡単です。この機会に確定拠出型年金を初めてみてはいかがでしょうか?